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成人矯正
成人矯正とは、あごの成長が終わる15、16歳以降の方が対象で、永久歯の矯正治療のことです。歯並びを美しく整え、咬み合わせも良くすることを目指します。
成人矯正の一環として、叢生(がたがたの歯並び)、八重歯、開咬(上下の前歯が届かない)、上顎前突(出っ歯)、下顎前突(受け口)の治療も行います。
小児矯正
乳歯が残っている状態の歯並びに対する矯正を、小児矯正といいます。成長に伴ってあごの大きさが変わるため、治療は2段階に分けて行います。まずは、すでにある問題を、なるべく短い治療期間を目指します。
その後、すべての歯が生え変わるまで経過観察し、最後に仕上げを行います。
インプラント矯正
矯正用のインプラントを利用して歯を移動させる矯正を、インプラント矯正といいます。歯の代わりをさせて咬むためのインプラントとは違い、矯正用のインプラントは治療後には除去します。
骨にインプラントというネジを埋め、それを支点にして歯を引っ張ることで、歯の位置を調整します。この手法なら、歯を抜かずに矯正できる可能性が高まり、結果として患者さんの負担軽減や、治療期間の短縮につながります。
顎変形症
上顎前突(出っ歯)や下顎前突(受け口)のうち一般的な成人矯正では改善できないものや、顔がゆがんでいる(左右非対称)状態を、顎変形症と呼びます。病院の歯科口腔外科と当院が連携し、外科手術と矯正を併用して治療を行います。
当院は東京都指定自立支援医療機関(育成医療・更生医療)であり、特定疾患をお持ちの患者さまの矯正治療には健康保険が適用できます。
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部分矯正
歯並び全体の一部だけを矯正することを、部分矯正と呼んでいます。上の前歯のうち1本だけが内側に引っ込んでいる場合や、見た目だけが問題という場合に、部分矯正を選択します。
但し、上下の歯並びで片方だけを矯正すると、咬み合わせは改善されず、さらに整えた歯並びも安定しづらくなるので、よく知ってから検討しましょう。
PMTC
PMTCに使用する研磨剤を変更しました。患者さんから「しょっぱい」という意見があったため、塩分の入っていない研磨剤に変更しました。クリーニングの際の不快感が軽減されます。KaVo社のプロフィパールという歯面研磨剤(届出番号27B1X00149000011)です。
ミント・ピーチ・オレンジ・カシスの4種類のフレーバーが選べ、歯面に優しいクリーニングが可能になりました。ステイン(着色)、プラーク(歯垢)、バイオフィルムを優しく除去できます。健康な歯と明るい笑顔を目指しましょう。器材はプロフィフレックス3(認証番号21900BZX00151000)を使用しています。
MFT
MFT(口腔筋機能療法)とは、舌と口周辺の筋肉のトレーニングです。舌の位置や使い方のクセに問題がある方や、唇・頬・口の周りの筋肉が弱い方、顎変形症の手術を予定している方に対し、トレーニングを行います。
口周辺の筋肉のバランスを整えると、矯正治療を終えた後も状態を安定させることに役立ちます。
口腔機能発達不全症
食べる時間が長い、飲み込み方が遅い、口呼吸、話す時に舌が前に突き出る等「食べる」「話す」「呼吸する」などの口腔機能が十分に発達していない、もしくは正常な機能を獲得できていない状態を指す疾患を「口腔機能発達不全症」と呼びます。
幼児期/学童期の患者さんに対し2018年より保険適用になりました。
機能が低い状態を放っておくと年齢が上がるにつれて改善は難しくなるため早めの発見、早めの治療が必要になります。